今回は、知る人ぞ知る、室内干しの便利アイテム、物干しワイヤーのおすすめ商品をご紹介します。
一般的に部屋干しというと、スタンド型の物干しを想像すると思いますが、物干しスタンドで洗濯機1回分の衣類をすべて干すとなるとお部屋の大部分を占拠してしまい、お部屋を狭くするだけでなく、お部屋が雑然としてしまい、それがストレスにすらなります。
しかし物干しワイヤーは使う時だけワイヤーを本体から引っ張って、反対側のフックに引っ掛けるだけ。
そして使わない時はワイヤーを簡単に収納できる美しい室内物干しです。
ネガティブなイメージのある部屋干しというものが一新されて、洗濯が楽しいものにすらなります。
ワイヤーを最長の4mまで伸ばせば、物干し竿一本分ほどの洗濯を干すことも可能です。
実際に一度に干せる洗濯物は最大で、
ワイシャツ5着
Tシャツ5着
トレーナー3着
ジーンズ2本
バスタオル3枚
スカート2着
合わせて、およそ10kgです。
お部屋はキレイなまま、そして実用性十分の画期的なアイテムが物干しワイヤーなんです。
初めての方は映像をご覧下さい!
物干しワイヤーをまだ見たことが無い、どういうものかイマイチイメージが沸かないという方は、↓下で動画を紹介しておりますので、ぜひ一度ご覧になってみてください。
文章よりも映像で見ると物干しワイヤーのイメージが大分湧くと思います。
取り付け方法
物干しワイヤーの取り付け方法ですが、残念ながら両面テープなどで手軽にというわけにはいきません。
両面テープや接着剤などでは10kgの耐荷重には耐えられないからです。
壁に穴を空けて取り付ける必要があるのですが、ただ石膏ボードの壁に穴をあけて取り付ければいいというわけでもなく、
壁の木下地を「ピン式下地探し器」などで探し、木下地のある部分の壁を電動ドリルで穴を空け、
そこにドライバーまたは電動ドライバーを使い付属のアルミプレートをビスで固定し、その上に本体とフックカバーを被せて設置する必要があります。
DIYが得意な方や好きな方には簡単な事で30分もあれば取り付けてしまいますが、DIYがはじめての方にはむずかしいと感じる方も多いようで、近所の「家の施工をしてるお店」に頼む方や、大工さんに頼む方もたくさんいらっしゃいます。
DIYとしてのレベルは決して高いものではなく、少し調べればほとんどの方ができることではありますが、やはり、ゼロから道具を揃えたり学んだりするには時間や労力が少なからずかかりますので、ご自身の環境にあった施工方法を選びましょう。
おすすめは現状「pid4M」1択
私自身、物干しワイヤーを大変気に入ったことで「おすすめの物干しワイヤー」というこのページを作ろうと思ったのですが、結論からいいますと、現状で本当におすすめできるのは森田アルミ工業の「pid4M」1択です。
中国製の安価なものは、耐久性にリスクを背負って、とにかく安いものを買いたいという方だけにおすすめします。
調べてみると、やはりまだまだマイナーなアイテムだなと実感しましたが、使ってみて実感するのは物干しワイヤーは間違いなく一歩先をゆく室内物干しだということです。
わたしはDIY初心者だったので取り付けるのに玄人の方の何倍も時間がかかりましたが、付けてみたら本当に便利で最高でした!
スタンドタイプに突っ張り棒と色々な物干しは試してきましたが間違いなくNO.1です。
多少敷居の高いアイテムですが、ぜひみなさんもこの感動を味わってみてください。
それでは前置きが長くなりましたが、おすすめの物干しワイヤーを口コミたっぷりでご紹介します\(^^)/
森田アルミ工業 室内物干しワイヤーpid4M
出典:amazon
物干しワイヤーというものを世に広めた、物干しワイヤーのヒット商品pid 4M ( ピッドヨンエム)です。
後から安価なものがたくさん発売されていますが相変わらず1番人気があります。
他のものに比べて割高ですが、低価格なものに比べて造りは間違いなく良いです。
お値段が気にならなければまずはこちらをおすすめします。
新モデルになり本体とフックカバーを直線ではなく左右どちらかの斜めに設置することもできるようになりました。
ワイヤーの収納は安全性を重視し歩行スピードでゆっくりと巻き取られるので、誤って手を離してもケガをしない設計になっています。
グッドデザイン・中小企業庁長官賞を受賞したどんなインテリアにも馴染みやすいデザインに仕上がっています。
物干しワイヤー「pid 4M」のレビュー動画です。
とてもわかりやすいのでぜひご覧になってみてください。
- 実勢価格:6480円
- 耐荷重:10kg
- ワイヤーの長さ:4m
NO.1
今までたくさんの部屋干しアイテムを買ってきました。
はじめは便利に感じるのですが、使っていくうちに大きくて邪魔になったり(立てかけるタイプの部屋干しハンガーなど)出し入れが手間に感じるようになったりします。
ですがこのワイヤーは収納することができるし、張ったままですら目立たないので邪魔にも感じません。
洗濯する度に取り付けて良かった!と思っています。
きっと梅雨とかになったらもっと活躍してくれるでしょう。
NO.2
設置には少々手こずったのですが 設置した後は超便利!
突っ張り棒なんかに比べておしゃれで目立たないし、10kgまで干せるので実用性十分です。
たくさん干すと多少たわみますが、ハンガーがずれるほどじゃないのでほとんど気になりません。
以前よりも部屋干しが楽しくなりました!
NO.3
電動ドリルを使って自分で取り付けました。
DIYが得意な方なら20分程度で設置できると思います。
突っ張り棒の生活感が気に入らず取り替えてみたのですが、とってもスッキリしていい感じです。
部屋干しならこれがベストですね。
NO.4
近所の家の施工会社に頼んで設置してもらいました。
室内干しハンガーみたいに邪魔にならないし、デザインにも大満足。
部屋の雰囲気も崩れずとても気に入りました。
シーツやタオルケットなどの大きな物も家の中で干せるようになったのも良かったです。
xuuyuu 室内物干しワイヤー
出典:amazon
133本の細い鋼線で編まれた強度の高いロープは柔軟性が高く、最大耐荷重15キロを実現。
ステンレス鋼材を採用したサビに強いワイヤーなので、サビなどで洗濯物を汚すの心配がなく、長く使っても清潔。
左右どちらかの斜め設置にも対応。
注意!
こちらの物干しワイヤーは値段の安さが魅力で紹介しているのですが、難点をあげますと、中国製で造りに不安が残るというのもありますが、ワイヤーの収納が掃除機のコードのように勢いよく巻き取られるので、お子さんがいる家庭などで安全性を第一に考えたい方はやはり森田のpid4Mをおすすめします。
- 実勢価格:2499円
- 耐荷重:15kg
- ワイヤーの長さ:3.8m
NO.1
最初、「pid4M」を知っていいなと思ったのですが高額なため諦めてました。
ですが諦めきれずググっていたら安くて良さげなこれを見つけました。
使ってみて思ったのは、高かろうがとっとと買っておけば良かった!というぐらい便利です。
外観もいいし、洗濯物一回分ぜんぶ干すこともできて大満足です。
NO.2
今までスタンド型の部屋干しが狭い部屋のスペースをせまくしており、部屋干しにストレスがあったのですが、これに変えて清々しました!まあ部屋が広くなったこと!
ワイヤーは収納できるし、壁に設置した本体もこの大きさなら気になりません。
値段が安く買ったので、もうひとつ買おうか検討中です。
NO.3
付属のマニュアルをみて簡単に付けることができました。
ネジで壁に穴を空けて固定するので慎重にはなりましたが設置はとっても単純な作業でした。
3.5m目一杯に伸ばして使っていますので、物干し竿のようにたっぷりと干せます。
たっぷり干してもほとんどたわむこともないので快適です。
ワイヤーの固定はネジを巻いたり緩めたりする感じで簡単にできます。
T&B 物干しロープ
出典:amazon
こちらはおそらく↑上で紹介した物干しワイヤーのバルク品です。
バルク品というのは、元は業者向けにまとめて販売された商品を、個人向けにバラで売ったもので、本来の製品に比べてパッケージが簡素だったりします。
こちらの商品もマニュアルと保証書が付いていないのですが、バルク品の最大の魅力である低価格という点を評価してご紹介します。
追記
最近はマニュアルが付いたとの報告もありますが、安価な中国製品に多い誤字脱字があるような簡素なもののようです。詳細はわかりませんが、とにかく安いことが魅力の商品です。
- 実勢価格:2000円
- 耐荷重:15kg
- ワイヤーの長さ:3.8m
グッドライフ 室内物干しワイヤー
出典:amazon
森田アルミ工業「pid4M」とそっくりの商品です^^;
耐久性の低さのリスクを踏まえた上での購入や、価格を少しでも抑えたい方にはオススメできますが、決してpid4Mと間違って買うことはないように気をつけてください。
物干しワイヤーにはこういった中国製の類似品、模倣品が溢れかえっており、購入後、満足して使っている方もいますが、低評価の割合がやはり多いです。
購入する場合は、リスクがあることを忘れないようにしましょう。
2通りの取付方法
1、粘着テープ
2、ネジで固定(強度が高いです)
- 実勢価格:3999円
- 耐荷重:10kg
- ワイヤーの長さ:4.2m
HIUGO 室内物干しワイヤー
出典:amazon
こちらも低価格な中国製の物干しワイヤーなのですが、中国製のものも進化を遂げており、低価格ながら口コミの評価もよく、なかなかにオススメできる物干しワイヤーです。
大きな特徴は物干しワイヤーと言いながら、ワイヤー部が、テープ状(またはベルト状)になっています。
テープには11cmの等間隔でハンガーをかける穴が空いています。
この作りによって、通常のワイヤータイプで起こりがちなことなのですが、ハンガーを干したあとにズレて隣のハンガーとくっついてしまうということを防止してくれます。
ただこのテープタイプの物干しワイヤーには欠点もあります。
ハンガーを通す穴の広がる大きさには限界がありますので、ワイヤーハンガーやスチール製のハンガーなどの様に引っ掛ける部分が細いハンガーなら問題ないのですが、プラスチック製のハンガーなどで、引っ掛ける部分に厚みがあるタイプのハンガーですと穴に入りづらくて使いづらいという欠点があります。
細いタイプのハンガーを買い揃えれば問題は解決しますが、ご購入の際には注意しておいてください。
それ以外の使い勝手は通常の物干しワイヤーと同じようなもので、テープを伸ばしてロックをかければテープがピンと張り、ロックを解除すればテープが緩み、収納することができます。
設置方法は、ネジ止めと、接着剤の2パターンが選べ、接着剤は強力なものが付属品としてついてきます
一番のオススメはやはりメイドインジャパンのpid 4M (ピッドヨンエム)ですが、価格を抑えたい方にはこちらの選択肢も十分ありだと思える出来栄えの物干しワイヤーです。
- 実勢価格:2550円
- 耐荷重:20kg
- ワイヤーの長さ:約4m
設置工具紹介
ここからは、自分で本体をお部屋に設置する場合のおすすめアイテムを紹介します。
シンワ測定 下地探し どこ太 Smart マグネット付 35mm 79025
出典:amazon
amazonで何年もベストセラーになっている下地探し「どこ太」のニューバージョンです。
使い方は簡単で壁に刺すだけです。
下地のない場所は手応え無く針が入り、下地のある場所は下地にぶつかり針が入りません。
とても細い針のため、壁をほとんど傷つけません。
↑こちらの動画で紹介されているのは旧バージョンの「どこ太」になりますが、使い方はニューバージョンと大きな違いはありませんので参考にしてみてください。
そして、ニューバージョンにリニューアルしたことにより価格もリーズナブルになりましたので、まさに今が買いの「下地探し」です。
シンワ測定 下地センサー HG 78577
出典:amazon
細い針でも壁に刺すのはためらいがあるかたは、こちらのセンサータイプがおすすめ。
センサーのため、まったく壁に傷をつけず、すばやく下地をみつけられます。
深モード搭載。電線警告機能あり。
壁裏の金属・木材・プラスチック・電線が見つかると、電子音と点灯でわかります。
壁の厚さによってセンサーのモードを深モードにチェンジも可能。
ご自身で設置をお考えの方、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
オススメの物干しワイヤー&小道具の紹介は以上になります。
みなさんの物干しワイヤーデビューの参考にはなったでしょうか?
わたくしが初めて物干しワイヤーを使ってから、かれこれ2年ほどが経過します。
森田アルミのワイヤーの評判を聞いて「これだ!」と感動し今に至るのですが
当時から現在に至るまで相変わらず森田アルミの1強時代は続いていると思います。
日本製の森田アルミがあり、森田アルミに影響を受けてデザインや機能にワンポイント加えた安価な中国製、そして森田アルミをそっくりそのまま模倣した商品。
なかなかだなと思うアイデアの商品も出ましたが、おおまかな図式は変わっておらず、予算に余裕があれば品質の高い森田アルミ1択、予算を削りたいならリスク覚悟の中国製という状況だと思います。
中国製でも森田アルミを揺るがすような発明の商品が出てくれば市場も活性化するので良いのですが、森田アルミのライバルがコピーのような商品ばかりですと少し残念です^^;
ただ現在発売されている安価なものでも物干しワイヤーの便利さはきっと感じられると思います。
森田アルミが高いなと思う方も入り口として中国製を使ってその便利さを痛感してみてください。
それで大満足できれば、それでいいと思いますし、そこで不満や不良などがあれば改めて森田アルミを検討してみてください。
このページがみなさんのベストな物干しワイヤー選びの参考になれば幸いです。
それではm(__)m